#5

池袋にあるべてぶくろさんのスペースをお借りし，第5回のミーティングを開催しました．

今回は訪問看護ステーションKAZOCの渡邊さんに事業紹介と事例をお願いしました．オープンダイアローグ，ハウジング・ファースト等，時代を先ゆく実践をされており，近頃はクリニックまでも立ち上げたという話を聞き，同じ作業療法士とは思えぬ行動力にただただ感服しました．

　さて，さらっと書いてみましたが，ハウジング・ファーストという言葉を皆様はご存じでしょうか．「住まいは人権であるという確固たる信念のもと、ホームレス状態にある人々に対して無条件でアパートを提供し，精神科医、ソーシャルワーカーなど多職種からなるチームと地域が連携して、その人を支えていくという手法」（世界の医療団HPより抜粋）とあり，従来の病院やグループホーム，シェルターで生活訓練をしてからアパート生活を目指すという方法に比べ社会的コストも抑制できる事が判明しているそうです．より詳しく知りたい方はインターネット等検索してみて下さい．

　事例に関しては，なんと前日に思い立って準備しなおしてくださったとの事で，まさに「今」検討したい内容が話し合えたように感じました．